9月6日(土)、つるぎ町にて美馬青年会議所主催 「剣山ソロモンの秘宝伝説シンポジウム」が開催されました。
剣山に、古代ユダヤの王、ソロモンの秘宝が隠されている…!?という伝説があるそうで、この伝説を町おこしに活用するためのシンポジウムとのこと。
ソロモンという言葉はうっすら聞いたことがあるけれど…どうやったら徳島と繋がるの…!?と興味津々で参加させていただきました。

シンポジウムは、日本一怪しい!(と紹介された)月刊ムー 編集長 三上丈晴氏の講演「剣山に隠された古代ユダヤと日本創生の秘密」と、パネルディスカッションの二本立て。
講演では、ソロモンの秘宝とは?なぜ徳島にあるのか、という解説を。
パネルディスカッションでは、「ソロモンの秘宝」の著者 栗嶋勇雄氏、地元、白地山地蔵寺住職 粟飯原興禅氏、そらの郷 出尾宏二氏、つるぎ高等学校地域ビジネス科の中山先生と生徒さん、そして美馬青年会議所 吉野氏をパネラーに迎え、ソロモンの秘宝をつるぎ町の観光資源として、どう活かすか意見が交換されました。
ソロモンと剣山の関係についてのお話も意外性をはらんだとても面白いものですが、地元の方の、伝説を剣山の魅力の一つ、価値の一つとして捉える目線も大変興味深く、今後どんな展開をしていくのか、わくわくするディスカッションでした。

内容が、とても絵で表現しやすいものだったこともあり、今回のグラフィックは漫画要素が多い楽しいものになりました。
今回はファシリテーションしていないので、グラフィックレコーディングですね。


上図をクリックすると、大きいサイズで見ることが出来ます。



講演やパネルディスカッションを始める前に、登壇者のみなさんの似顔絵を描くようにしています。
あとで見返した時に、思い出しやすそうというのと、ディスカッション中の絵の中に表情つきの似顔絵を繰返し入れる事で
書き留めた言葉がイキイキして来る気がします。

今回は子供から高齢者までのさまざまな参加者がいましたが、休憩時間等に会場の横に設置されたグラフィックを見に来て下さり、振返りに使って頂きました。

長い!

とても面白いシンポジウムで描く機会を頂きました。美馬青年会議所のみなさま、ありがとうございました^^
 

「剣山ソロモンの秘宝伝説シンポジウム」
開催場所: つるぎ町就業改善センター
主催:美馬青年会議所主催
参加者:約300名

上勝でのファシリテーション・グラフィック
2014.7.9(火)に、葉っぱビジネスの町上勝町にて
平成26年度第1回創造学習講座「未来をつくるフューチャーセンター〜石巻の復興まちづくりの実践から〜」と題した講演&ワークショップのファシグラをさせていただきました。

講師は一般社団法人こはく 石巻フューチャーセンター 代表 岩井 秀樹さん。
岩井さんが石巻の震災復興支援で行なっている「フューチャーセンター」とはどんなものなのか、また、石巻市での現在の活動についてを講演していただきました。

岩井秀樹さん

実はわたしも今年に入って、二度程フューチャーセッションのファシグラをさせていただいていますが、まだまだわかっていなかったと、岩井さんのお話を聞いて思いました。

ツチノコ講義の中で岩井さんがおっしゃった、「フューチャーセンターの印象ってツチノコ的。なんだかすごいらしいけどよくわからないですよね」という言葉がまさに私が感じていたもの。そうそう、昭和を生きた人にはおなじみの、噂だけはよく聞き特集番組も組まれるのに、結局捕獲できない幻のツチノコ!
 

フューチャーセンターには、定義はないが要素はある

フューチャーセンターの要素

岩井さん曰く、フューチャーセンターには定義はないが、要素はあるとのこと。おおまかな要素としては、こんな感じだそうです。
  • ビックグテーマ(大きい課題)
  • ビッグテーマをスモールテーマに落し込み、フューチャーセンターに持ち込む"ディレクター"
  • 背景を知り、課題解決のためのプロセスを設計する"ファシリテーター"
  • 物理的な場所
どう課題を解決するか、本質的な解決の仕組みをファシリテーターが考え、設計して様々な手法が取られ、ワークショップ等で対話やアイディア出しをする。
もちろんそれがゴールなわけではなく、フューチャーセンターに課題を持ち込んだ人が「いいね!」と言った時点でようやく物事が進む(実行する)。
なるほど…!とても明解。フューチャーセンターでのワークショップの先がいまいちぼんやりしていた私でしたが、岩井さんのわかりやすい解説でスッキリしました。
定義的なものを色んなところで見ていたのですが、なんとなくフワフワしていてモヤモヤしていたのです。

岩井さんによると、現在の石巻市は、表向き、がれきは撤去され、財力がある人は家を構え、若者が様々な活動に取組み、復興しているように見えるそうです。しかし、漁業を営んでいた方などは仕事を失い、仮設住宅から出られず、子どもの進学もままならないというように、二極化しているとのこと。
そんな石巻市で、岩井さんは、フューチャーセンターの得意とする「ロジカルに考えても解けない課題」、
  • 住民から持ち込まれた課題の解決
  • 住民とのまちづくりへの取り組み
  • リーダー育成
といったことを行なっているそうです。

講演
上図をクリックすると、大きいサイズで見ることが出来ます。

上の図は、講演をファシリテーショングラフィックにしたものです。
黄色の付箋は、参加者に気になるところに貼って頂いたもの。先日やまざきゆにこさんに教えて頂いた、参加者の興味を可視化する、対話のきっかけとなる手法です。
フューチャーセンターを図解した部分と、石巻市の、若者と地元民にできた垣根の部分に集中しています。
フューセチャーセンターについて腹落ちした人が多かったことと、開催地である上勝の課題と重なる部分に注目が集まっているようでした。
この手法は手軽で、見た目もとてもわかりやすく、参加を促すことにも役立ちました。
 

問:地域や職場で未来に向けた対話を始めるにはどうしたらいいか?

ワールドカフェ
上図をクリックすると、大きいサイズで見ることが出来ます。

岩井さんの講座を受け、講演後に「地域や職場で未来に向けた対話を始めるにはどうしたらいいか?」というテーマでのワールド・カフェを行いました。
上の図は、ワールドカフェの1ラウンド目を緑、2ラウンド目を紫、みなさんの発表を聞いて付け足した部分をピンクで描いています。

次々とテーブルを移動し、全員と対話できるワールドカフェ形式なので、Iターンで上勝に来た若者や、役場の方達、他の地域から方達など、バックグラウンドが違う人々の意見がどんどん混ざっていき、最後には不思議とまとまりというか、繋がりが出来ていきます。描いているうちに遠かった絵が線で結ばれていったり、重なっていったり。

既に活動されている方や、徳島の西精工さんの事例なども興味深く、参加された方の中には、地域活動にフューチャーセッションを取入れていこうと思う、と仰る方もいらっしゃいました。

個人的に、今回描いていてハッとしたことは、情報発信すべき人、情報を受信する側の人、それぞれに自分が発信する、受信するという認識があるのか。情報発信はどこでも言われることだけど、受信する側が、自分にも責任があることを感じているのか?という部分。
すごく大事なことですよね。どうしたら、自分の責任、自分の事として捉えてもらえるのか。

今回はフューチャーセンターのきっかけづくりのワークショップだったため、ここまでですが
これをきっかけに徳島県内で少しでも広まれば、と思います。
 

平成26年度第1回創造学習講座「未来をつくるフューチャーセンター〜石巻の復興まちづくりの実践から〜」
開催場所: 上勝町福原ふれあいセンター
主催:徳島大学 地域創生センター
参加者:20名

やまざきゆにこさんの個人向けワークショップに参加しました。

昨年から「とにかくはじめてみよう!」と、勢いで始めてしまったファシグラですが
私がその存在を知ったのは、技術評論社でやまざきゆにこさんが連載されていた「モヤモヤ議論にグラフィックファシリテーション!」を読んだことがきっかけです。
いつかゆにこさんが描いているところを観てみたいな〜と思っていたところ、個人WSをされると知り、即座に申し込みました。

参加して本当によかった。
私がファシグラをしていて悩んでいたところを解決できそうなヒントをいくつも頂きました。
ゆにこさんのグラフィックファシリテーションの流れを備忘録として、メモ描きと一緒に書き留めておきます。

1)グラフィックレコーディング

そうそう。脊髄反射で耳ダンボで描くしかない!
乗ってくると余計なものまで描いてしまいますが、ありのままでいい!とのこと。
わからなくても「こういうこと?」とひとまず描いておくと、あらたなツッコミ(参加)を生むきっかけになるそう。なるほど。
※ゆにこさんは事前準備として、会議やWSの資料等を読み込んでいくそうですので、なんでもかんでもひとまず描いているわけではありません。

2)グラフィックフィードバック
描いただけでは終わらないよう、描いたものを説明して、情報を共有する"フィードバック"を行ないます。
うまく説明する必要はなく、絵の理由も後付けで出てくる言葉を口に出しているそうです。


3)グラフィックダイアログ

フィードバックを元にして、対話をします。
この時間を設けることで、情報を共有するだけでなく”感情の共有”を行ないます。
平たく言えばツッコミをもらいます^^
 
付箋を使った感情の共有手法
感情の共有手法としてなるほど!と思ったのは
参加者に、フィードバックで気になったところに付箋を貼っていってもらう、ということ。付箋の多さで、どの部分が皆の注目を集めているか可視化されますよね。
私も早速取入れようと思います!

ツッコミを生む未完成な絵
また、1)のグラフィックレコーディングに「ツッコミ(参加)を生むきっかけ」と書きましたが、綺麗に書くイラストとファシグラの決定的な違いという話もまた腹落ち。
完成されたイラストよりも、ファシグラの、ゆるいくて未完成の絵の方が、皆が参加するきっかけになる"隙"を産み、「自分たちで描いている」という意識を持ってもらえるとのこと。

普段の会議などでは言えない曖昧さの中に本当のことがひそんでいる…
それを表に浮き出していくのが醍醐味。

竜巻に巻き込まれるようにみんなを巻き込んで上昇していくファシグラ、私も描きたい!


※最後はストーリーテリングではなく、グラフィックレポートだったようです。やまざきゆにこさんから訂正をいただきました。
詳細はゆにこさんのサイトをごらんください。

グラフィックファシリテーション.jp
グラフィックファシリテーションとは1


番外:ネガから考える「本当にありたい未来」
「明るい未来について」考えるワークショップ、私も何度かファシグラで参加していますが、「ここでなくても良い」「ありきたり」な意見ばかり出てきてしまうという経験はないでしょうか?
このゆにこさんの講座の中で、一番なるほど!と思ったのは、ポジ部分にばかり焦点を当てるのではなく"ネガティブな部分を考える"という話
ネガを考えるということは、実際今困っていることから考えていくわけですから、独自の個性が出てきます。
そこから「本当はこうだったんだ、こうしたかったんだ」という答えがでてくれば、それはありきたりではなく、その会社やコミュニティ特有の解になる。
なるほど。わたしも本業のWEB制作の時はそこからはじめてるぞ。
ファシグラでもこういう部分を掬いとって、紙の上に可視化させていけるようにならねば。目の前が開けてきた。

来週の上勝学舎でのファシグラに、早速活かしたいです!

平成26年度第1回創造学習講座「未来をつくるフューチャーセンター〜石巻の復興まちづくりの実践から〜」を開催します[7月8日(火曜日)]
徳島大学上勝学舎での、地域課題の解決、新たな価値創造のための少人数講座「創造学習講座」です。
平成26年度第1回は、宮城県石巻市で復興まちづくりに向けたフューチャーセンター活動を実施されている岩井秀樹さんをお迎えし、東北での実践から私たちが何を学ぶことができるのかを共に考えます。

FaceBookのイベントページはこちら

 

4時間30分集中GFワークショップ <超・入門コース>
ワクワクする未来へ みんなで最短距離で進むためにモヤモヤ会議に グラフィックファシリテーション
2014年6月28日(土)13:00〜17:30 @渋谷

5月24日、25日に、立て続けに"フューチャーセッション"でのファシグラの機会をいただきました。
"フューチャーセッション"とは、組織内外、立場の違い、専門分野等のセクターを超えた対話で未来をつくる場、対話にとどまらず、アクションにつなげていく場だそうです。
私も体験するのは初めて。どんな場になるのか、いまから楽しみです^^

東京のIT企業のサテライトオフィスが集まる徳島県神山で開催された、「地域を面白くする未来の働き方」を考えるダイアログ
未来ダイアログin神山「ソーシャルクリエイティブで行こう!」
(主催 NPO法人 グリーンバレー ・しこくソーシャルデザインラボ(SoLab.))
で、今年度最初のファシリテーショングラフィックとチラシデザインを担当させていただきました。
 
ソーシャルクリエイティブで行こう!ちらし

メインゲストには、マガジンハウスcolocalの「未来を創るニッポンの現場」を全国で取材する構成作家 谷崎テトラ氏と、「やったらええんちゃう(Just Do It)」精神で神山町のまちづくりを進めるNPO法人グリーンバレーの大南信也氏。
後半には、メインゲストのお二人に加え、徳島県内各地で地域をおもしろくしているソーシャルクリエイター10名、参加者のみなさんとの、ワールドカフェを使った対話を通し「地域を面白くする、クリエイティブな生き方」を考えて行きました。

0413facigra

 

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